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ブログ『鍼道 一の会』

『鍼道 一の会』は、「福祉への貢献」を目的に、「伝統医学」を規範に、「鍼灸」を手段に、「大阪市」を本拠地に据え、活動を続けている団体です。

新年度 <臨床講座>スタート!

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 「鍼道 一の会」事務局スタッフの大上です。

 

 先日4/23に行いました「鍼道 一の会」東洋医学講座【臨床講座】についてレポートさせていただきます!

 

 基礎講座に引き続き、春らしい好天の中でスタートを切ることができました。

 

 今年の臨床講座のテーマは、『心眼を開く』f:id:ichinokai-kanazawa:20170427100249j:plain

 この記事の末尾に、「冒頭提言〜臨床講座篇〜」の公開動画を挿入しておりますので、ぜひご覧ください!

 

 そして今回新たにご参加下さった受講生の方々に混じって、私 大上も自己紹介をさせていただきました(^^;;

私自身も紆余曲折を経て この世界に辿り着いたのですが、(治療家ではありません)

受講生の皆さんの自己紹介を伺って、それぞれ持っておられる「人を助けたい」「人の役に立ちたい」との思いを強く感じ、、

その思いを形にしたい。そのために 我々スタッフも日々精進あるのみ!という決意を新たにしました。

 

 

さて前置きが長くなりましたが、

まずは時事講義

稻垣学術部長による『八綱弁証』の解説。f:id:ichinokai-kanazawa:20170427100236j:plain

 今回は “表証による肩首の凝り” を例に、外邪を考慮せずに局所治療を行うと、どのようなことが起きるのか?を、初心者にも理解できるように解説して頂きました。

 

いったい、どんなことが起きるのでしょうか?

気になる方は、ぜひ稲垣先生のブログ「とある鍼灸師の実情」をチェックしておいてください。(いずれ書いて下さると思います^^)

 

 

 続いて、金澤先生による『腰痛症』の症例を用いての弁証プロセス。f:id:ichinokai-kanazawa:20170427100221j:plain

 問診表に目を通すときに、どのような思考回路を働かせ、患者の内面をよみとるのか?

 さらに問診以外の四診によって得られた情報とどのようにつなげ、統合し、1本の鍼に集約していくのか?

 稻垣先生の講義をさらに具体化した内容となりました。

 そして臨床講座ということで、かなりハイレベル。金澤代表、飛ばしますねぇ^^;

 最後に稲垣先生が最小限 押さえておくべきポイントを解説して下さり、安堵したとおっしゃる受講生の方もおられました。

 

 

 そして締めくくりは、永松先生による身体学。f:id:ichinokai-kanazawa:20170427100230j:plainf:id:ichinokai-kanazawa:20170427100113j:plain

 ”身体の気を丹田に落とすことで、抜力感覚がつかめた”という声が上がっておりました。

 金澤代表によると《この感覚で切診を行うと、お相手(患者)から伝わってくる情報を、驚くほどリアルにつかむことが出来る》のだそうです。

 

 “この感覚” とは?いったい??笑

 

 文章ではお伝えできないのです。

が、“この感覚” なるものは、切診のみならず あらゆるジャンルに応用することが出来るのだそうです。

 

 気になる方は、どうぞ『鍼道 一の会』へ、お越しくださいませ(*^^*) 

 

 次回の基礎講座は5月14日(日)、臨床講座は5月28日(日)に予定されています。

 
 それでは「冒頭提言〜臨床講座篇〜」です。(ちょっと長いです。16分くらいあります)

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『鍼道 一の会』は、常時入会を受け付けております。

 興味が湧いた、面白そう、ピン!と来た方、どうぞお問い合わせください。

 お問い合わせは

 『鍼道 一の会』 事務局 大上(おおがみ)まで

  詳細はこちらへ↓

www.iori-hermitage.jp

新年度スタート!<基礎講座>

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 春爛漫、晴天にも恵まれました4月16日(日)、『鍼道 一の会』は新しいメンバーをお迎えして2017年度をスタートしました。

 

 毎年恒例の冒頭提言、今年は金澤代表、永松副代表、稻垣学術部長の三つ巴で行いました。

 内容は動画にてご覧ください(約10分です)

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 冒頭提言、参加者全員の自己紹介の後は、

 永松副代表による『易学』講義

 

 『易学』と鍼灸と、いったいどのような関係があるの?

 臨床とどんなつながりがあるの?

 

 そう思われません? 笑

 

 実は、易学って、思っていたよりずっとずっと重要なんです!

 臨床歴約30年の金澤代表をして、ここ最近、ドはまりにハマらせているんですから!!

 恐るべし易学。

 

 この『鍼道 一の会』東洋医学講座の、まさに根幹をなす部分と位置づけしています。

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 今回は、混沌(無極)→太極→両儀→四象→八卦までの説明がありました。

 詳しいことは永松先生のブログ「無端如環」をご覧ください!

 

 午後からは金澤先生、川越先生による『臓象学』『経絡学』

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 『臓象学』では、金澤代表が独自の認識論を展開されました。

 

  一部要約すると、≪十二経脈と奇經八脉との関係は、人体を認識しようとする際に、両者は陰陽定位が異なるだけであり、十二経脉とは別に奇經八脉が存在するのではない≫ というものでした。

 さらに両者の基本は、太極=衝脉、両儀=任脈・督脈であり、この三脈を軸として十二経脉と奇經八脉は展開されたと。

 この辺りは当ブログ内にも記事がありますので、ご参考になさってください。

一源三岐論 カテゴリーの記事一覧 - ブログ『鍼道 一の会』

 

 

 続いて川越先生が、ご自身で作成された経絡流注のアニメーションを使っての解説。

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 アニメーションを使うと、流注を立体的にイメージしやすいですね。

 

 現在、教員養成科で勉強中の川越先生、とても頑張って下さっています。

 余談ですが、一の会の講師は、男前が多いです!笑

 

 

 そして以前にもましてシャープさを感じさせる、一の会のスナフキン?こと、稻垣学術部長による『一の会式・東医理論』。

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 短時間ではありましたが、皆様にとっては最もわかりやすい内容だったのではないでしょうか。

 特に学生さんの場合、教科書的な乾いた中医学に潤いを加え、生きた実学として感じられたのではないかと思います。

 

 最後は永松先生を中心とした『身体学』

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 初参加の方も、継続受講の方々も、参加者同士のふれあい、気の交流がおこなわれ、あちらこちらで笑いが起こっていました。

 そして長時間の講義で疲れた心身もほぐれる時間でした!

 

 皆様、お疲れさまでした。

 
 4月23日(日)には、「東洋臨床医学講座」が予定されています。
 『鍼道 一の会』は、常時入会を受け付けております。

 興味が湧いた、面白そう、ピン!と来た方、どうぞお問い合わせください。

 お問い合わせは

 『鍼道 一の会』 事務局 大上(おおがみ)まで

  詳細はこちらへ↓

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新年度に向けて

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 桜の満開時期もピークを過ぎ、みなさま、新たな気持ちで新年度スタートを切っておられると思います。

 「鍼道 一の会」も、多数の参加応募の方々を迎え、いよいよ今月16日(日)基礎講座からスタートいたします。

 それに向けて昨日13日午後、幹部講師会議を行いました。

 

 基礎・臨床講座ともに、その根幹は、永松副代表が講義いたします「易学」になります。

 筆者金澤と稻垣学術部長は、「易学」をいかに臨床に繋げて行くかを課題として講義を進めて参ります。

 筆者が川越先生と一緒に担当いたします「臓象学」「経絡学」も、まさにこの「易学」的発想から説いて参ります。

 

 筆者の課題としては、「人体空間論」に始まり、より完成度の高い理論構築で終わりたい、そこを目指したいと考えています。

 

 例えば、李時珍(1518-1593)は十二経絡がいっぱいになってあふれ出る所が奇經八脉と概念づけています。

 ところが「易学」的観点からみると、奇經八脉は十二経絡概念とは認識の視点が異なることが分かります。

 

 専門用語を用いますと、太極定位が異なるということです。

 

 筆者は、奇經八脉は十二経絡とは異なる太極を用い、人体をダイナミックな空間として認識したものであると捉えています。

 

 このような奇經八脉概念で心包論・三焦論を眺めると、さらに見えてくるものがあります。

 臨床の幅が、グッと広がります。

 

 このような内容を、初回の基礎講座で講義する予定でおります。

 

 我々講師陣全員、あらゆる病に対処できる医療人・鍼灸師を目指し、自ら学びの手を休めることなく追及し続けています。

 その歩みを、講座参加者全員の 気の交流 を通じて共有したいと願っております。

 

 また、4月以降も「鍼道 一の会」参加応募は引き続き受け付けておりますので、興味を感じられた方、どうぞ奮ってご応募ください。

 

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卜占と医学

 このところ、易についてつらつら思うこと、心に思い浮かんで来ることをランダムに書き連ねたいと思います。

 前期「一の会」臨床講座で、医学は占いに起源をもって今日に至っている。しかもその占術は、現代行われている四診にもつながっていることを講義しました。

 易の始まりは、卜占(ぼくせん)であったことは疑いないようです。

 亀の甲羅を火にあぶって生じる亀裂を視て、吉凶を占っていたのですね。

 占は、卜と口の会意文字。卜は亀裂の象形、口は祝詞を入れておく箱であったようです。

 殷の時代、紀元前1700年ころには、卜占と時を同じくしてシャーマンが社会的に尊敬されていた時代でもあります。

 医学においては、巫医がその主流であった時代でもあります。

 

 卜占、シャーマン、巫医など、現代的感覚では迷信的に映ると思いますが、当時は世の人々の要請に立派に応えることのできるものであったと想像しています。

 それなりに、ちゃんと機能していたと思うのです。

 医学史で習ったと思いますが、巫医から医学が分かれて今日に至ったのは、素晴らしいことである反面、忘れてはならないものがそぎ落ちてしまっているように感じるのです。

 そのうちのひとつに、『霊性』の喪失ということがあると筆者は感じているのです。

 『霊性』に関しては、『いおり日記』でつらつらと連載中ですので、ご興味のある方は訪問してくださいね。

 

 卜占から始まった易もまた、戦国時代に陰陽論と結びついて次第に理論化され、「よく易をおさめる者は、占わずー荀子」と言われるように次第に卜占は行われなくなったようです。

 とは言いましても、たまに街角で売占の易者さんを見かけますが。

 筆者も、易に説かれている論理性に重きを置いているのですが、今頃になって、

改めて意識するようになった、人間に備わっている『霊性』。

 医学のタブーかもしれませんが、このあたりの事も絡めてゆっくりとですが、しばらく稿を重ねたいと思います。

 

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江見先生 望診セミナー

「鍼道 一の会」事務局スタッフの大上です。

 

活動報告が続きます(*^^*)

専門学校 大阪医専

先日、3/12に【専門学校 大阪医専】において、こちらの教員であり「鍼道 一の会」メンバーでもあります 江見木綿子先生が、卒業生&在校生対象のセミナーをされるということで!

 

また、稻垣学術部長がサポートに入るということで、

 

入室許可をお願いしたところ、、快く許可していただきました!

 

 

初めてお邪魔する 大阪医専 の施設の立派さに、まずビックリ‼️

 

そして、セミナーに参加されていた皆さんの礼儀正しさとマナーの良さに、感動!

 

(*^^*) 素晴らしい学校だと感じました。

 

大阪医専・セミナー風景

本日の江見先生のテーマは「望診(舌診を含む)」

 

まず初めに、全体的に診るべきポイント、そして顔の どの部分に どんな色が出ていると、どのような状態が考えられるのか?といった説明の後、

 

参加者の皆さんそれぞれにアンケート形式の問診があり、

 

二人一組となって実技を開始。

江見木綿子先生・実技風景

江見先生と稻垣先生がそれぞれのベッドを回り、指導されました。

稻垣順也先生・実技風景

 

舌診・実技風景

「望診・舌診による診立てと、実際の症状が合わない場合は どのように考えればよいか?」

 

そういった疑問・質問にも丁寧に対応しながら実技が進められ、

 

最後は、舌の状態に古い病(発症後、比較的長期間経過したもの)新しい病(最近発症したもの)の両方が現れている方をモデルに、稻垣先生による解説が行われました。

大阪医専・セミナー風景

ここで注意することとして、長時間 舌を出し続けていると、その色が変わってしまう方がおられると。そのため、適宜休憩を取りながら、皆さんで確認されました。

 

 

1時間という短い時間の中で、臨床において大切なことが凝縮されたセミナーだったと感じます。

 

入室・撮影を快諾してくださいました参加者の皆様、並びに教職員の皆様に、心より感謝申し上げます。

 

ありがとうございました!

 

 

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2017.3.12 活動報告 「鍼灸師のための勉強会」大阪医療技術学園専門学校にて

   本日13時より、金澤先生のセミナーが開催されました。

 

 

   大阪医療では、今期3回目、最後のセミナーとなりましたが、前回の参加者に加えて、新しい参加者も参加していただきました。

 

   臨床に必要な最低限の知識と解説をしながらの臨床実技と言う、極めてシンプルな構成ながら、初心者にも分かりやすいような解説。

 

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   今回は初参加の男性を診せていただきましたが、みなさん金澤先生の指導の下、切診し、楽しみながら受講してくださいました。

 

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  やっぱり実技が一番受けますね♩

   

  今回は、特に基礎固めの為の原穴診。

更に合谷だけに焦点を絞って、一人一人丁寧に指導されました。

 

   満足して帰っていただきたいと、最後は金澤先生自らが、参加者の疑問、要望に耳を傾ける熱の入りよう!

 

    来年度も楽しく学んでいきましょう。

 

     みなさん、ありがとうございました!

 

 

   

 

 

「不妊」と聞いて、東洋医学で何を思うべきか。

 

 

国家試験合格レベルの鍼灸師なら、「不妊」と聞けば「腎虚だな」と考えることでしょう。

 

  • 「腎虚」とは何か

「腎虚」という言葉は、「腎」という部分で場所を、「虚」という部分で状態を表しています。

「腎」は、東洋医学における内臓の一つで、生殖能力も含めた生体の底力を貯蔵しているところ

「虚」は、「実」の対義語で、生命力の不足によって問題が起こっている状態

「腎虚だ」と考えることは、不妊の原因を「生体の底力が不足しているせいだ」と診断していることになります。

 

  • 「不妊」から考え始める癖を付けては駄目

さて、冒頭の「不妊ならば腎虚」という考え方には問題があるのにお気付きでしょうか。

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