ブログ『鍼道 一の会』

『鍼道 一の会』は、「福祉への貢献」を目的に、「伝統医学」を規範に、「鍼灸」を手段に、「大阪市」を本拠地に据え、活動を続けている団体です。

2017年度 - 年会員用 : 臨床講座の動画・配布教材アドレス集

 

以下は、『鍼道 一の会』の2017年度・年会員用コンテンツへのリンク集です。
会員の利便性のため、このブログにも掲載しております。

 

● 配布教材置き場【臨床講座用 Google ドライブ

 

● 【冒頭あいさつ・提言

 

● 第1回(4月26日開催)

  1. 弁証と四診(担当:稻垣順也)【前編】【後編
  2. 腰痛の症例検討(担当:金澤秀光)【前編】【後編
  3. 身体学から見た『難経・五難』の「軽重」】(担当:永松周二)

 

● 第2回(5月28日開催)

  1. 一の会式弁証法・仮~前編~】(担当:稻垣順也)
  2. 一の会式弁証法・仮~後編・総評~】※問診実習部分はカット(担当:稻垣順也)
  3. 身体学】(担当:永松周二)

 

● 第3回(6月25日開催)

  1. 四診理論―望診・舌診―】(担当:江見木綿子,稻垣順也,金澤秀光)
  2. 四診実技―望診・舌診―】(担当:稻垣順也,金澤秀光)
  3. 身体学―コアコンディショニング】(特別講師:尾関克哉,古賀晴美)

 

● 第4回(7月23日開催)

  1. 四診理論・実技―脉診―【前編】【後編】(担当:江見木綿子,稻垣順也)
  2. 時事講義・実技―望診~観相学的視点から~】(担当:永松周二)
  3. 身体学―コア体操&蹲踞】(担当:永松周二,特別講師:尾関克哉,古賀晴美)

 

● 第5回(8月20日開催)

  1. 四診理論―腹診・背診 概論―【前編】【後編 】(担当:金澤秀光)
  2. 四診実技理論―脈診・腹診】(担当:稻垣順也)
  3. 四診実技―腹診―】(担当:稻垣順也・金澤秀光)

 

● 第6回(10月29日開催)

  1. 四診実技理論―背候診―】(担当:金澤秀光)
  2. 四診・治療実技<症例1>【前編】【後編】(担当:金澤秀光・稻垣順也)
  3. 四診・治療実技<症例2>【前編】【後編】(担当:金澤秀光・稻垣順也)
  4. 身体学―手印と気の動き】(担当:永松周二)

 

● 第7回(11月26日開催)

  1. 四診実技理論&デモ―原穴診― 】(担当:稻垣順也・金澤秀光)
  2. 四診・治療実技―実践―】(担当:稻垣順也)
  3. 身体学―勘の育成 】(担当:永松周二)

 

● 第8回(12月17日開催)

  1. 時事講義 part.1】医学で扱わない諸問題について~ある症例から~(担当:金澤秀光)
  2. 時事講義 part.2】~東洋医学でスピリチュアルを斬る?!~(担当:稻垣順也)
  3. 臨床実技】~それぞれの目標~(担当:稻垣順也)

 

● 第9回(1月28日開催)

 ※治療実技メインのため動画撮影無し

 

● 第10回(2月18日開催)

 1.  時事講義 経絡・経穴の関係性と稻垣流脈診【前編】【後編】(担当:稻垣順也)

 

● 第11(特別)回(3月11日開催)

 1.  時事講義 祝由と臨床【前編】【後編】(担当:稻垣順也,特別講師:高橋佑輔)

2017年度 - 年会員用 : 基礎講座の動画・配布教材アドレス集

 

以下は、『鍼道 一の会』の2017年度・年会員用コンテンツへのリンク集です。
会員の利便性のため、このブログにも掲載しております。

 

● 配布教材置き場【基礎講座用 Google ドライブ

 

● 【開講のあいさつ・提言

 

● 易学(講師 : 永松周二)

 第01回【周易の全体像

 第02回【無極から太極

 第03回【太極から両儀

 第04回【太極から四象・五行

 第05回太極から八卦・九宮

 第06回【十干十二支①

 第07回【十干十二支②

 第08回【十干十二支③

 第09回【十干十二支④

 第10回【十干十二支⑤

    *時事講義*【易の中で生きた心理学者】(講師:高橋佑輔)

 第11回(特別回)  【思考の実践練習

 

● 臓象学・経絡学 (講師 : 金澤秀光・川越凌太・江見木綿子)

 第01回 人体空間論 【前編】【後編

 第02回 臓象経絡学  肺・大腸前編】【後編

 第03回 臓象経絡学  脾・胃前編】【後編

 第04回 臓象経絡学  心・小腸【前編】【後編

 第05回 臓象経絡学  腎・膀胱【前編】【後編

 第06回 臓象経絡学  心包・三焦【前編】【後編

 第07回 臓象経絡学  胆・肝【前編】【後編

 第08回 臓象経絡学  総集編 其の1【前編】【後編

     *時事講義*【傷寒論の読み方と臨床応用

 第09回 臓象経絡学【奇經八脉―維脉―

     *時事講義*【傷寒論より「小青龍湯」

 第10回 臓象経絡学【奇經八脉―陰蹻脉・陽蹻脉・帯脉―

 第11回(特別回)   臓象経絡学  奇經八脉まとめ【前編】【後編*講師:稻垣】

 

● 一の会式・東医理論 (講師 : 稻垣順也)

 第01回【気・血

 第02回【精・神と臓腑・経絡

 第03回【臓腑・経絡と蔵象

 第04回【五臓①】

 第05回【五臓②

 第06回【

 第07回   自分の病因を考える【前編】【後編

 第08回【東洋医学概論~東洋医学の病理~

 第09回  東洋医学概論~続・病因~【前編】【後編~応用編*講師:金澤】

 第10回  東洋医学概論~病態~【前編】【後編

 第11回(特別回)ディスカッション【理想の治療者(像)とは

 

● 身体学・養生学(講師 : 永松周二)

 第01回【小周天

 第02回【腹式呼吸 他

 第03回【空間構築のための瞑想

 第04回 なし ※時間切れのため

 第05回【推手

 第06回 なし ※時間切れのため

 第07回 なし ※時間切れのため

 第08回【基本の確認

 第09回【手相

 第10回 なし ※時間切れのため

新年度 <臨床講座>スタート!

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 「鍼道 一の会」事務局スタッフの大上です。

 

 先日4/23に行いました「鍼道 一の会」東洋医学講座【臨床講座】についてレポートさせていただきます!

 

 基礎講座に引き続き、春らしい好天の中でスタートを切ることができました。

 

 今年の臨床講座のテーマは、『心眼を開く』f:id:ichinokai-kanazawa:20170427100249j:plain

 この記事の末尾に、「冒頭提言〜臨床講座篇〜」の公開動画を挿入しておりますので、ぜひご覧ください!

 

 そして今回新たにご参加下さった受講生の方々に混じって、私 大上も自己紹介をさせていただきました(^^;;

私自身も紆余曲折を経て この世界に辿り着いたのですが、(治療家ではありません)

受講生の皆さんの自己紹介を伺って、それぞれ持っておられる「人を助けたい」「人の役に立ちたい」との思いを強く感じ、、

その思いを形にしたい。そのために 我々スタッフも日々精進あるのみ!という決意を新たにしました。

 

 

さて前置きが長くなりましたが、

まずは時事講義

稻垣学術部長による『八綱弁証』の解説。f:id:ichinokai-kanazawa:20170427100236j:plain

 今回は “表証による肩首の凝り” を例に、外邪を考慮せずに局所治療を行うと、どのようなことが起きるのか?を、初心者にも理解できるように解説して頂きました。

 

いったい、どんなことが起きるのでしょうか?

気になる方は、ぜひ稲垣先生のブログ「とある鍼灸師の実情」をチェックしておいてください。(いずれ書いて下さると思います^^)

 

 

 続いて、金澤先生による『腰痛症』の症例を用いての弁証プロセス。f:id:ichinokai-kanazawa:20170427100221j:plain

 問診表に目を通すときに、どのような思考回路を働かせ、患者の内面をよみとるのか?

 さらに問診以外の四診によって得られた情報とどのようにつなげ、統合し、1本の鍼に集約していくのか?

 稻垣先生の講義をさらに具体化した内容となりました。

 そして臨床講座ということで、かなりハイレベル。金澤代表、飛ばしますねぇ^^;

 最後に稲垣先生が最小限 押さえておくべきポイントを解説して下さり、安堵したとおっしゃる受講生の方もおられました。

 

 

 そして締めくくりは、永松先生による身体学。f:id:ichinokai-kanazawa:20170427100230j:plainf:id:ichinokai-kanazawa:20170427100113j:plain

 ”身体の気を丹田に落とすことで、抜力感覚がつかめた”という声が上がっておりました。

 金澤代表によると《この感覚で切診を行うと、お相手(患者)から伝わってくる情報を、驚くほどリアルにつかむことが出来る》のだそうです。

 

 “この感覚” とは?いったい??笑

 

 文章ではお伝えできないのです。

が、“この感覚” なるものは、切診のみならず あらゆるジャンルに応用することが出来るのだそうです。

 

 気になる方は、どうぞ『鍼道 一の会』へ、お越しくださいませ(*^^*) 

 

 次回の基礎講座は5月14日(日)、臨床講座は5月28日(日)に予定されています。

 
 それでは「冒頭提言〜臨床講座篇〜」です。(ちょっと長いです。16分くらいあります)

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『鍼道 一の会』は、常時入会を受け付けております。

 興味が湧いた、面白そう、ピン!と来た方、どうぞお問い合わせください。

 お問い合わせは

 『鍼道 一の会』 事務局 大上(おおがみ)まで

  詳細はこちらへ↓

www.iori-hermitage.jp

新年度スタート!<基礎講座>

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 春爛漫、晴天にも恵まれました4月16日(日)、『鍼道 一の会』は新しいメンバーをお迎えして2017年度をスタートしました。

 

 毎年恒例の冒頭提言、今年は金澤代表、永松副代表、稻垣学術部長の三つ巴で行いました。

 内容は動画にてご覧ください(約10分です)

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 冒頭提言、参加者全員の自己紹介の後は、

 永松副代表による『易学』講義

 

 『易学』と鍼灸と、いったいどのような関係があるの?

 臨床とどんなつながりがあるの?

 

 そう思われません? 笑

 

 実は、易学って、思っていたよりずっとずっと重要なんです!

 臨床歴約30年の金澤代表をして、ここ最近、ドはまりにハマらせているんですから!!

 恐るべし易学。

 

 この『鍼道 一の会』東洋医学講座の、まさに根幹をなす部分と位置づけしています。

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 今回は、混沌(無極)→太極→両儀→四象→八卦までの説明がありました。

 詳しいことは永松先生のブログ「無端如環」をご覧ください!

 

 午後からは金澤先生、川越先生による『臓象学』『経絡学』

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 『臓象学』では、金澤代表が独自の認識論を展開されました。

 

  一部要約すると、≪十二経脈と奇經八脉との関係は、人体を認識しようとする際に、両者は陰陽定位が異なるだけであり、十二経脉とは別に奇經八脉が存在するのではない≫ というものでした。

 さらに両者の基本は、太極=衝脉、両儀=任脈・督脈であり、この三脈を軸として十二経脉と奇經八脉は展開されたと。

 この辺りは当ブログ内にも記事がありますので、ご参考になさってください。

一源三岐論 カテゴリーの記事一覧 - ブログ『鍼道 一の会』

 

 

 続いて川越先生が、ご自身で作成された経絡流注のアニメーションを使っての解説。

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 アニメーションを使うと、流注を立体的にイメージしやすいですね。

 

 現在、教員養成科で勉強中の川越先生、とても頑張って下さっています。

 余談ですが、一の会の講師は、男前が多いです!笑

 

 

 そして以前にもましてシャープさを感じさせる、一の会のスナフキン?こと、稻垣学術部長による『一の会式・東医理論』。

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 短時間ではありましたが、皆様にとっては最もわかりやすい内容だったのではないでしょうか。

 特に学生さんの場合、教科書的な乾いた中医学に潤いを加え、生きた実学として感じられたのではないかと思います。

 

 最後は永松先生を中心とした『身体学』

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 初参加の方も、継続受講の方々も、参加者同士のふれあい、気の交流がおこなわれ、あちらこちらで笑いが起こっていました。

 そして長時間の講義で疲れた心身もほぐれる時間でした!

 

 皆様、お疲れさまでした。

 
 4月23日(日)には、「東洋臨床医学講座」が予定されています。
 『鍼道 一の会』は、常時入会を受け付けております。

 興味が湧いた、面白そう、ピン!と来た方、どうぞお問い合わせください。

 お問い合わせは

 『鍼道 一の会』 事務局 大上(おおがみ)まで

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新年度に向けて

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 桜の満開時期もピークを過ぎ、みなさま、新たな気持ちで新年度スタートを切っておられると思います。

 「鍼道 一の会」も、多数の参加応募の方々を迎え、いよいよ今月16日(日)基礎講座からスタートいたします。

 それに向けて昨日13日午後、幹部講師会議を行いました。

 

 基礎・臨床講座ともに、その根幹は、永松副代表が講義いたします「易学」になります。

 筆者金澤と稻垣学術部長は、「易学」をいかに臨床に繋げて行くかを課題として講義を進めて参ります。

 筆者が川越先生と一緒に担当いたします「臓象学」「経絡学」も、まさにこの「易学」的発想から説いて参ります。

 

 筆者の課題としては、「人体空間論」に始まり、より完成度の高い理論構築で終わりたい、そこを目指したいと考えています。

 

 例えば、李時珍(1518-1593)は十二経絡がいっぱいになってあふれ出る所が奇經八脉と概念づけています。

 ところが「易学」的観点からみると、奇經八脉は十二経絡概念とは認識の視点が異なることが分かります。

 

 専門用語を用いますと、太極定位が異なるということです。

 

 筆者は、奇經八脉は十二経絡とは異なる太極を用い、人体をダイナミックな空間として認識したものであると捉えています。

 

 このような奇經八脉概念で心包論・三焦論を眺めると、さらに見えてくるものがあります。

 臨床の幅が、グッと広がります。

 

 このような内容を、初回の基礎講座で講義する予定でおります。

 

 我々講師陣全員、あらゆる病に対処できる医療人・鍼灸師を目指し、自ら学びの手を休めることなく追及し続けています。

 その歩みを、講座参加者全員の 気の交流 を通じて共有したいと願っております。

 

 また、4月以降も「鍼道 一の会」参加応募は引き続き受け付けておりますので、興味を感じられた方、どうぞ奮ってご応募ください。

 

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卜占と医学

 このところ、易についてつらつら思うこと、心に思い浮かんで来ることをランダムに書き連ねたいと思います。

 前期「一の会」臨床講座で、医学は占いに起源をもって今日に至っている。しかもその占術は、現代行われている四診にもつながっていることを講義しました。

 易の始まりは、卜占(ぼくせん)であったことは疑いないようです。

 亀の甲羅を火にあぶって生じる亀裂を視て、吉凶を占っていたのですね。

 占は、卜と口の会意文字。卜は亀裂の象形、口は祝詞を入れておく箱であったようです。

 殷の時代、紀元前1700年ころには、卜占と時を同じくしてシャーマンが社会的に尊敬されていた時代でもあります。

 医学においては、巫医がその主流であった時代でもあります。

 

 卜占、シャーマン、巫医など、現代的感覚では迷信的に映ると思いますが、当時は世の人々の要請に立派に応えることのできるものであったと想像しています。

 それなりに、ちゃんと機能していたと思うのです。

 医学史で習ったと思いますが、巫医から医学が分かれて今日に至ったのは、素晴らしいことである反面、忘れてはならないものがそぎ落ちてしまっているように感じるのです。

 そのうちのひとつに、『霊性』の喪失ということがあると筆者は感じているのです。

 『霊性』に関しては、『いおり日記』でつらつらと連載中ですので、ご興味のある方は訪問してくださいね。

 

 卜占から始まった易もまた、戦国時代に陰陽論と結びついて次第に理論化され、「よく易をおさめる者は、占わずー荀子」と言われるように次第に卜占は行われなくなったようです。

 とは言いましても、たまに街角で売占の易者さんを見かけますが。

 筆者も、易に説かれている論理性に重きを置いているのですが、今頃になって、

改めて意識するようになった、人間に備わっている『霊性』。

 医学のタブーかもしれませんが、このあたりの事も絡めてゆっくりとですが、しばらく稿を重ねたいと思います。

 

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江見先生 望診セミナー

「鍼道 一の会」事務局スタッフの大上です。

 

活動報告が続きます(*^^*)

専門学校 大阪医専

先日、3/12に【専門学校 大阪医専】において、こちらの教員であり「鍼道 一の会」メンバーでもあります 江見木綿子先生が、卒業生&在校生対象のセミナーをされるということで!

 

また、稻垣学術部長がサポートに入るということで、

 

入室許可をお願いしたところ、、快く許可していただきました!

 

 

初めてお邪魔する 大阪医専 の施設の立派さに、まずビックリ‼️

 

そして、セミナーに参加されていた皆さんの礼儀正しさとマナーの良さに、感動!

 

(*^^*) 素晴らしい学校だと感じました。

 

大阪医専・セミナー風景

本日の江見先生のテーマは「望診(舌診を含む)」

 

まず初めに、全体的に診るべきポイント、そして顔の どの部分に どんな色が出ていると、どのような状態が考えられるのか?といった説明の後、

 

参加者の皆さんそれぞれにアンケート形式の問診があり、

 

二人一組となって実技を開始。

江見木綿子先生・実技風景

江見先生と稻垣先生がそれぞれのベッドを回り、指導されました。

稻垣順也先生・実技風景

 

舌診・実技風景

「望診・舌診による診立てと、実際の症状が合わない場合は どのように考えればよいか?」

 

そういった疑問・質問にも丁寧に対応しながら実技が進められ、

 

最後は、舌の状態に古い病(発症後、比較的長期間経過したもの)新しい病(最近発症したもの)の両方が現れている方をモデルに、稻垣先生による解説が行われました。

大阪医専・セミナー風景

ここで注意することとして、長時間 舌を出し続けていると、その色が変わってしまう方がおられると。そのため、適宜休憩を取りながら、皆さんで確認されました。

 

 

1時間という短い時間の中で、臨床において大切なことが凝縮されたセミナーだったと感じます。

 

入室・撮影を快諾してくださいました参加者の皆様、並びに教職員の皆様に、心より感謝申し上げます。

 

ありがとうございました!

 

 

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2017.3.12 活動報告 「鍼灸師のための勉強会」大阪医療技術学園専門学校にて

   本日13時より、金澤先生のセミナーが開催されました。

 

 

   大阪医療では、今期3回目、最後のセミナーとなりましたが、前回の参加者に加えて、新しい参加者も参加していただきました。

 

   臨床に必要な最低限の知識と解説をしながらの臨床実技と言う、極めてシンプルな構成ながら、初心者にも分かりやすいような解説。

 

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   今回は初参加の男性を診せていただきましたが、みなさん金澤先生の指導の下、切診し、楽しみながら受講してくださいました。

 

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  やっぱり実技が一番受けますね♩

   

  今回は、特に基礎固めの為の原穴診。

更に合谷だけに焦点を絞って、一人一人丁寧に指導されました。

 

   満足して帰っていただきたいと、最後は金澤先生自らが、参加者の疑問、要望に耳を傾ける熱の入りよう!

 

    来年度も楽しく学んでいきましょう。

 

     みなさん、ありがとうございました!

 

 

   

 

 

「不妊」と聞いて、東洋医学で何を思うべきか。

 

 

国家試験合格レベルの鍼灸師なら、「不妊」と聞けば「腎虚だな」と考えることでしょう。

 

  • 「腎虚」とは何か

「腎虚」という言葉は、「腎」という部分で場所を、「虚」という部分で状態を表しています。

「腎」は、東洋医学における内臓の一つで、生殖能力も含めた生体の底力を貯蔵しているところ

「虚」は、「実」の対義語で、生命力の不足によって問題が起こっている状態

「腎虚だ」と考えることは、不妊の原因を「生体の底力が不足しているせいだ」と診断していることになります。

 

  • 「不妊」から考え始める癖を付けては駄目

さて、冒頭の「不妊ならば腎虚」という考え方には問題があるのにお気付きでしょうか。

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恬惔虚無って?続編

「鍼道 一の会」事務局スタッフの大上です。

 

昨日のブログを書いてから・・

どこか悶々としている自分がいました。

 

その自分が、

「いや、恵子さん、やっぱりこだわりは必要やで?」

とか、、

「こんどは 恬惔虚無になる ことにこだわってるんちゃうん?」

とか、、

 

色々言うもんですから・・(^_^;)

 

その自分の声をじーっと聴いてみました。

 

結局、こだわりも 囚われも わだかまりも、あっていいんだと。

 

というより、ないと困る。

 

なぜなら、そこを乗り越えてこそ恬惔虚無になれると思うからです。

 

こだわり続け、囚われ続けて、もしも病気になったなら、そこで何かに気づいたらいいんだと。

 

そうして気づいたことの積み重ねが、恬惔虚無の境地に導いてくれるんじゃないか?と。。

 

そんな風に思います!

 

そして、どんなに高額な医療を受けても、薬を飲んでも、この「気づき」の積み重ねにはかなわないと思っています。

 

みなさん、ご一緒に目指しませんか?笑

 

今日もお読みくださり、ありがとうございます。

 

 

恬惔虚無って?

「鍼道 一の会」事務局スタッフの大上です。

 

今日から3月!・・・

一月(いちげつ)(い)ぬる二月(にげつ)(に)げる三月(さんげつ)(さ)

 

っていう言葉の意味を実感しています!

なんだかんだとバタバタしている間に、2月が逃げて行ってしまったような感じです。

 

えらいこっちゃ(^_^;)

そんなわけで、今日、私に来たキーワードが「恬惔虚無」でした。

黄帝内経に記されている言葉ですね。

 

『恬惔虚無.眞氣從之.精神内守.病安從來.』

 

心に とらわれ やこだわり、 わだかまりがなく、さっぱりしていれば、気が充実して、精と神は内をしっかりと守るので、病気など入り込む余地もなくなる…という意味だそうです。


・・・恬惔虚無になりたい!!

皆さん、そう思われません??

 

囚われ、こだわり、わだかまり・・みーんな手放してすっきり!?笑

簡単なようで、とっても難しいですよね。。


ちなみに私は「恬」という字が好きなんです。

りっしんべんに舌だなんて、フフッと笑えます(*^^*) 

常に、心にゆとりと遊びを持っていたいですね!

daikei.ichinokai.info

plaza.rakuten.co.jp

閑話 - 漢方は毒?(最終回)

 これまでの稿で筆者が皆様にお伝えしたいことは、本来、鍼や漢方が内包している素晴らしい世界を少しでも知って頂き、みなさまのお役に立てて欲しいとの思いからです。

 それとともに、漢方や鍼を含む東洋医学は『体にやさしい』『副作用がない』などというイメージや思い込みの危険性も是非知って頂きたいのです。

 

 前回は麻黄を例にしましたが、これよりさらに猛毒として知られているトリカブトの根について少し触れ、最終稿としたいと思います。

 トリカブトの根は、昔から毒矢に用いられている猛毒です。

 漢方では、附子(ブシ)と呼ばれているものがこれに相当します。

 市販されている漢方薬で、附子が配合されているものは、麻黄附子細辛湯とか真武湯など、それに滋養強壮薬と信じられている、八味地黄丸(腎気丸)などです。

 もっともこれらのお薬に配合されている附子は、水でさらし毒気を緩めたものが用いられていますが、基本的に毒であることには変わりありません。

 もちろん、猛毒のまま生附子として使う場合もあります。

 流石に生附子を用いたエキス剤や市販薬はありませんが、四逆湯類がこれに相当します。

 どのような時に用いるかと言いますと、体温が急速に下がり(気が抜け出て)、顔面蒼白となって手足も急に冷え上り、今まさに死に至ろうとする場合です。

 ちなみに四とは四肢・手足の事で、逆とは冷えあがってくる様を表現したものです。

 このような必死の状態に、いうなれば、起死回生のために劇薬を用いているのです。

 この猛毒に、身体は残りのちからを振り絞って反応する、その反応をうまく救命に繋げるのです。

 

 よ~く考えられていますよ。

 そのメカニズムを学んでいると、心がしびれてきます。

 鍼灸術も同じです。

 様々な原因で意識障害を来したり、今まさに死に赴かんとするものに、起死回生の蘇生術は豊富に存在しています。

 

 人類は有史以前から、様々な病に侵され多くの命を失っています。

 死を目前とした人に対して、古人はただ手をこまねいていたわけではありません。

 古代の医師が、考え付く限りのあらゆる手段・方法を用いてこれを救おうとしたのは当然です。

 その方法・手段は、現代でも十分通用します。

 

 病がどのようなものであっても、病苦からその人を救わんとした古人の熱い思いと足跡が、古典にはたくさん残っています。

 

 我々は、そこから多くの事を学び取り、世の方々のお役に立つことを願っています。

 これから鍼術を学ぼうとする方々。

 あらゆる病に対処してきた歴史的事実から多くの事を学び、人々のお役に立つことで自分の身を立てる志を持って頂きたいと願っています。

  また病で悩んでおられる方、是非とも東洋医学を実践されている先生とご縁がございますようにと願っております。

 

 ではここで、このシリーズを終えたいと思います。

 長きにわたるご愛読に感謝いたします。

 

 追伸:

 古来より毒矢に使われていたトリカブトの根。

 筆者もトリカブトは見たことがありますが、花の色は桔梗に似て、とてもきれいなのです。

 美しいものには毒がある・・・あっ、トゲでしたっけ。

 ご興味のある方は、以下のリンクを覗いてみてください。

  ↓         ↓

 毒矢      トリカブト - Wikipedia


閑話 - 漢方は毒?(5)

閑話ー漢方は毒?(1)

閑話ー漢方は毒?(2)

閑話ー漢方は毒?(3)

閑話ー漢方は毒?(4)

 ↑ 前回の続きです。

 

 前回までは、『瞑眩(めんげん)』とよばれる好転反応について書いてきました。

 今回は、いわゆる風邪を例にして、どのように瞑眩を起こさせて治癒に導くのかを話してみます。

 

 風邪を引いて高熱の出る方は、一般的には邪気に対する戦闘能力の高い方です。

 元気なこどもさんほど、高い熱がでるのはこのためです。

 この場合、例えば39度を超えるような高熱でも、『悪寒のある場合に限って』さらに興奮させて熱を助長させます。

 ここで注意してほしいのは、『悪寒のある場合に限って』ということです。

 くれぐれも間違えないでくださいね。ここからのケースは、『悪寒のある場合』ですから。くどいようですが・・・

 

 このような場合は、麻黄系の薬剤を用います。

 ちなみに麻黄は、覚せい剤の原料にもなることで知られています。ドーピング検査にも引っかかる代物です。

 みなさま、よくご存じの葛根湯にも含まれています。

 

 この麻黄剤を用いて、さらに興奮させて発熱を促し、最後に発汗に導いて解熱、劇的な治癒に至らしめます。

 びっくりしますよね、瞑眩(めんげん)を起こさせるために高熱出てるのに、さらに発熱を促すのですから。

 ここでは、専門的な見識に基づいた確かな診立てが重要です。

 瞑眩が起きた後、風邪を引く前に体内にたむろしていた様々な邪気は、この時に汗と一緒に発せられるので台風一過のようなことが起きます。

 このように、風邪はうまく対処すれば、即効性がありますし、『災い転じて福となす』ことも十分可能なのです。

 いわゆるインフルエンザも、悪寒のあるもの、無いものがありますが、東洋医学的にはウイルスが何であろうが生体の現す症状から、正気と邪気の拮抗状態を診て治癒に導くんですね。

 

 ちなみに野口整体で有名な、野口晴哉はその著書「風邪の効用」に同様のことを説いています。

 大変優れた著書ではあるのですが、邪気の判別が出来ていないので、読んでて少し危険だなと思う箇所もありました。

 『悪寒』とは真逆の『悪熱』の場合もあるからです。

 風邪で高熱が出た場合、もちろん鍼で対応できます。

 鍼も漢方も、ちゃんと診立てして用いると、ずばり即効性があります。

 

                            つづく

 

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閑話 - 漢方は毒?(4)

閑話ー漢方は毒?(1)

閑話ー漢方は毒?(2)

閑話ー漢方は毒?(3)

 ↑ 前回の続きです。

 

 今回は、戦争で邪気に勝てると確信を持ち、一気に勝負に出でるとどうなるの?といういうところまでお話ししました。

 

 一見悪化したかのような、激しい症状が起きます。

 俗に好転反応、と言われている現象です。

 東洋医学用語ではこれを『瞑眩(めんげん)』と称します。

 この瞑眩現象は、比較的短期間で終了するのが一般的です。

 術者は、あらかじめ意図して導きますので、どのようなことが起きるかと時期は、おおよその予測が付きます。

 激しければ激しいほど、台風一過の後のように身体はすっきり晴れ渡るかのように爽快に回復いたします。

 負け戦から、いかにして瞑眩を起こさせるところまで持っていくか。

 吐かせたり、下したり、発汗させたり、発熱させたりと、名医と呼ばれている医師は、やはりこのあたりの工夫というか作戦が上手いです。

 

                     つづく

 

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閑話 - 漢方は毒?(3)

 閑話 - 漢方は毒?(1)

閑話 - 漢方は毒?(2)

 ↑ 前回の続きです。

 

 漢方は、じっくりじんわり効いてくる?

 長く服用しないと効果が現れない?

 まことしやかに、広く世間で流布している漢方薬のイメージについて書いて参りました。

 結論から言えば、確かに、そういった漢方薬もありますし使い方もあります。

 が、的を得た答えでもないのです。

 バチ!って、超短期、単発で効かせる漢方も、実は数多くあるのです。

 

 ところで、鍼と漢方(湯液)の治療って、治療家はよく戦争に例えます。

 臨床で、『邪を攻める』なんて言葉も、よく使います。

 敵をやっつけろ! って感じ。

 戦争とは何やら恐ろしげですが、戦争の情勢を色々と連想してみてくださいな。

 戦う相手は多勢で味方は無勢。しかも逃げられないとしたらどうしますか?

 

 ちょっとの間でも戦いを避け、時間稼ぎしながら味方の勢力の増強を計りませんでしょうか。

 このような場合、邪気と戦わないようにじっくりと時間をかけて邪気と戦う準備に治療を費やすのですよ。

 反対に、もう明らかに負け戦と知ったら、いかに引き際をきれいにと考えません?

 治療だと、いかに苦しまずに人として本来の在り様に沿って死を迎えるかという点に注力します。

 東洋医学は、助かるか助からないか、生死の判別にとても優れた医学なんですよ、実は。

 古代では治療を施して患者が亡くなると、治療者の命もなくなる場合が多かったことに由来しているからです。

 今じゃ、考えられないことですよね。

 

 話を元に戻します。

 治療の過程では、時に小さな小競り合いというか、ゲリラ戦法のようになることもあります。

 まっ、なんにしろこんな時は、じんわり元気を養う・効かせるような治療を行います。

 ですので、漢方は、

 じっくりじんわり効いてくる?

 長く服用しないと効果が現れない?

 っていうのも、まんざら間違いではないのです。

 このような場合、術者と患者の双方ともに、なかなかいい結果が出ないので、焦ったりあきらめかけり・・・、ちょっと根くらべみたいな感じになりがちです。

 お薬も、一気に邪気と対戦しないようにジワジワと元気をつけますが、いずれ決戦の時はやってきます。

 それを身体にできるだけ負担を掛けないで、どのような形に持っていくかはやはり術者の考えと技量、そしてその時の状況が決めます。

 ところがですよ、互いに多勢同士で明らかに味方が勝っている。

 多方面から情報得て、勝算あり!と踏んだら、一気に勝負に出ません?

 一気に勝負に出ると、いったいどのようなことが身体に起きるのでしょうか?

                          つづき・・・ます。

 

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