ブログ『鍼道 一の会』

『鍼道 一の会』は、「福祉への貢献」を目的に、「伝統医学」を規範に、「鍼灸」を手段に、「大阪市」を本拠地に据え、活動を続けている団体です。

四診概論(1)

四診といえば、望んで、聞いて、問うて、触れてと、いわゆる望・聞・問・切の事だとは、おおよそこの業界の人であるなら、だれでもが知りえていることだと思います。 この四診の目的は何か? 最終的には、証を決定して補瀉に集約していく手順であることは、…

活動報告ー5月 臨床医学講座

事務局の大上です(*^^*) 5月26日、今年度第2回目の「鍼道 一の会」東洋臨床医学講座を開催させていただきました。 5月というのに真夏のような暑さでしたね。大阪の最高気温は30度超を記録したようですが、何と北海道では40度近くまで上がったとか。…

活動報告ー5月 基礎医学講座

5月6日に立夏を迎え、暦の上では夏となりましたね。 先日5/12、汗ばむような陽気の中、開催いたしました「鍼道 一の会」東洋基礎医学講座。 ご参加いただいた方の中にも、半袖やノースリーブの方が見受けられました。 まずは江見木綿子先生の「臓象学」&…

活動報告ー4月 臨床医学講座

季節が逆戻りしたかのような寒さでした。 4/28日曜日、天気は晴朗なれど気温低し…といった気候の元、今年度初の臨床医学講座を開催いたしました。 2019年度も、臨床医学講座は、南森町の「大阪医療技術学園専門学校」の実技室をお借りして開催させていただき…

2019年度 - 年会員用 : 臨床講座の動画・配布教材アドレス集

以下は、『鍼道 一の会』東洋基礎医学講座の2019年度・年会員用コンテンツへのリンク集です。 会員の利便性のため、このブログに掲載しております。 (リンク先へのアクセスは今年度の会員様のみ可能です)

活動報告ー4月 基礎医学講座開始

2019年度、新しく加わった方々を交えて、 気分も新たに「鍼道 一の会」東洋医学講座のスタートを切りました。 初回は、恒例の自己紹介タイムから始まります。 参加者のみなさまの「過去・現在・未来」を語っていただきました。 まずは僭越ながら、代表で…

2019年度 - 年会員用 : 基礎講座の動画・配布教材アドレス集

以下は、『鍼道 一の会』東洋基礎医学講座の2019年度・年会員用コンテンツへのリンク集です。 会員の利便性のため、このブログに掲載しております。 (リンク先へのアクセスは今年度の会員様のみ可能です)

活動報告ー3月 臨床特別講座

春陽の気に満ち溢れるような3月3日、「鍼道 一の会」2018年度の締めくくりとなる特別講座を開催しました。 今回は、代表である金澤が担当させていただきました。 テーマは「問診と弁証」です。 すでに臨床医学講座では問診について一通りの解説および実践を…

臓腑弁証の要領

2月10日(日)は、今期「一の会」、基礎医学講座の最終回でした。 永松副代表による易学講義、江見木綿子先生による奇経八脉講義。そして稻垣座長による東医理論の講義がそれぞれなされました。 その中で、「一の会」の座長を務めております稻垣順也先生の講…

活動報告ー1月 臨床医学講座

大寒の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。 世間ではインフルエンザが大流行とのこと。皆様、うまく養生して、来たるべき春には良き芽を出せるよう、この時期を過ごして参りましょうね。 さて、先日1月27日、今期第10回目の「鍼道 一の会」東洋臨床医学講座…

活動報告ー12月 臨床医学講座

今期第9回目の「鍼道 一の会」東洋臨床医学講座は12月16日、いつもの大阪医療技術学園専門学校 の教室をお借りして開催いたしました。 今年は暖かいためか、年末という気があまりしませんが、何かとあわただしい中、講座終了から早10日が過ぎてしまいました…

活動報告ー11月 臨床医学講座

二十四節気では「小雪」に入り、朝晩の冷え込みに冬の到来を感じるようになって参りましたね。 そんな中、爽やかに晴れわたりました11月25日、いつもの大阪医療技術学園専門学校 の教室をお借りして、今期第8回目の「鍼道 一の会」臨床医学講座を開催いたし…

活動報告ー11月基礎医学講座

立冬を過ぎ、これからいよいよ冬に向かってまっしぐら・・・という時節ですが、この日は暖かい日差しに恵まれました。 11月11日、「鍼道 一の会」基礎医学講座を開催致しました。 (ちなみに2018年の2+0+1+8を足すとこれまた11になるという、特別なぞろ目の日だ…

陰陽別論篇第七

黄帝が問うて申された。 人に四経、十二従有りというのは、何を言っているのであろう、と。 岐伯がそれに対して、以下のように申された。 肝・心・肺・腎の四経は、四時に応じており、十二従とは、十二月に応じておりまして、十二月は手足の三陰三陽の十二経…

陰陽離合論篇第六

黄帝が問うて申される。 余は、天を陽とし、地を陰とし、日を陽とし、月を陰とする。この天地・日月の陰陽変化で月の大小が生じ、そして三百六十日を一年としてまた循環する。人もまた自然界の陰陽変化に応じていると聞いている。 ところが今、人体の三陰三…

活動報告ー10月 臨床医学講座

朝晩の冷え込みが、冬の到来が近いことを告げているかのようですね。 夏に発散していた気が収斂し、内部の深いところへと「藏」されていく過渡期であることを、自身の身体でも感じている今日この頃です。 さて10月28日、いつもの大阪医療技術学園専門学校 の…

国際東洋医療学院 OB会セミナー

10月21日、素晴らしい秋晴れの下、岸和田に在ります「国際東洋医療学院」OB会にお招きいただき、セミナーを行ってきました。 これまで、任脈・督脈・衝脉の一源三岐論に帯脉を関連付けて臨床応用理論を展開して参りました。 今回は、さらに蹻脉と維脉につい…

活動報告ー10月基礎医学講座

果物やお米が美味しそうな季節ですね 収斂の時期ですが、あれもこれもしたい・食べたいとワクワクする気持ちでいっぱいです。 少し押さえ込まれる方が、活動的な衝動に駆られるのかもしれません。 「鍼道 一の会」東洋医学講座で講師をさせていただいていま…

陰陽応象大論篇第五

黄帝が申された。 陰陽というものは、天地大自然の絶対的な法則である。 この世に存在するあらゆるものは、この法則によらないものは無いのである。 春に芽を出し生まれ、秋に死に枯れ生々流転する自然界のあらゆる変化は、目に見えない陰陽二気の消長・転化…

活動報告ー9月 臨床医学講座

爽やかな秋晴れとなりました9月23日、いつもの大阪医療技術学園専門学校 の教室をお借りして、今期第6回目の「鍼道 一の会」臨床医学講座を開催いたしました。 今回は、かねてより予告しておりました通り、副代表の永松周二先生による「永松流」診断と治療…

活動報告ー9月基礎医学講座

あれほどの猛暑はすっかり影を潜め、台風に地震と自然界は大きく荒れていますね。 被災された方々には一日も早い復興を願うばかりです。 ここ大阪も、あちらこちらで台風の爪痕が残っておりますが、こうしていつも通りの生活を送れることに感謝しつつ、しっ…

活動報告ー8月 臨床医学講座

暦の上ではすでに秋。 とはいえ、お盆を過ぎても続くこの暑さに食傷気味の今日この頃ですが、それでもようやく明け方などに秋の気配を感じられるようになって参りましたね。夏の発散から一転、物事は収斂し、実を結び、冬の準備へと向かう季節です。 さて8/2…

活動報告ー8月基礎医学講座

猛暑が続いている今年の夏。 8月5日、この日も酷暑という表現が相応しいほどの暑さの中、開催させていただきました「鍼道 一の会」東洋基礎医学講座のレポートです。 まずは、この暑さもなんのその、元気いっぱいの永松副代表による「易学」講義から 前回は…

仏教・禅・瞑想

仏 教 仏教は、今を去ること約2600年前、インドで釈迦が説いた宗教です。 その後は、みなさまもご存知の通り時代を経るごとに、また各地に伝播した先で変貌を遂げ、様々な部派・宗派が生まれました。 日本でも、数多くの宗派がありますが、人々が平和を願い…

易学

易経講座 安岡 正篤(著)難解で狭き門となっている易経。易の始まりは、認識論に乏しかった古代においては、卜占から始まったようである。その後、認識論の高まりにつれて、自然界の変化をあらゆる分野に応用されるようになった。鍼灸医学、とりわけ黄帝内…

東洋医学書

*書名を直接クリック・タップすると、amazon.co.jpへのリンクが開きます。 【入門編】 やさしい中医学入門 関口 善太 (著) 東洋学術出版社初学の方には、とっつきがよく、しかも3日で読めると帯に記されている通り、短時間で中医学全体を把握するのに適し…

活動報告ー7月 臨床医学講座

猛暑が続いていますね。 7月23日は、二十四節気では一年中で最も暑い頃とされている「大暑」でした。 先日7月22日の「鍼道 一の会」東洋臨床医学講座も、暑いというより「熱い」がぴったりくるような気候の中、開催させていただきました。 大阪・南森町にあ…

199.厥陰病 374条~381条 最終章

【三七五条】 下利後更煩、按之心下濡者、為虛煩也、宜梔子豉湯。方十六。 下利したる後更に煩し、之を按じて心下濡(なん)の者は、虛煩(きょはん)と為すなり、梔子豉湯に宜し。方十六。 374条で、大承気湯もしくは小承気湯を服用した後、実邪が除かれて…

198.厥陰病 374条 讝語・燥屎 宜小承気湯

【三七四条】 下利讝語者、有燥屎也、宜小承氣湯。方十五。 下利して讝語する者は、燥屎(そうし)有るなり、小承氣湯に宜し。方十五。 下利をして讝語するのですから、この下痢も熱痢の範疇に入りますね。 208条に「若腹大満して通ぜざる者は、小承気湯を与…

197.厥陰病 373条 欲飲水 白頭翁湯

【三七三条】 下利欲飲水者、以有熱故也、白頭翁湯主之。十四(用前第十二方)。 下利し水を飲まんと欲する者は、熱有るを以ての故なり。白頭翁湯を之を主る。十四(前の第十二方を用う)。 この場合の下利は、熱痢でした。そして口渇が現れたのですから、や…