読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ブログ『鍼道 一の会』

『鍼道 一の会』は、「福祉への貢献」を目的に、「伝統医学」を規範に、「鍼灸」を手段に、「大阪市」を本拠地に据え、活動を続けている団体です。

医の心(5) 服薬禁物第四

服薬節度では、養生の大切さと薬の服用基準について書かれていましたが、
服薬禁物については、薬を服用する際の食事制限に関して書かれています。

服薬しているときは、主に蒜、ぬるぬるしたもの(恐らく、こんぶ、とろろ、おくら等と考えられるが、詳細の記載なし)、果物、生野菜、各種の動物の肉、生魚などをたくさん食べてはいけないと書かれています。

ここでは、具体的な薬剤に対する禁忌の食物が書かれていますので一部記載しておきます。

朮が含まれていれば、桃、李、雀の肉、葫、蒜、青魚、酢は禁忌

巴豆が含まれていれば、芦の芽の吸い物、猪の肉は禁忌(早産の危険性)

黄蓮、桔梗が含まれていれば、豚肉は禁忌(精が漏れる)

半夏、菖蒲が含まれていれば、水飴、羊肉は禁忌(病が治らなくなる)

細辛が含まれていれば、生野菜は禁忌(病が酷くなる)

甘草が含まれていれば、菘は禁忌

蕪荑や藜は人体の陽の脈を役に立たなくしてしまう

牡丹が含まれていれば、生の葫や葈は禁忌


他にも沢山書かれていますが、個人的に名前を良く聞くものだけにしました。

薬効を最大限に生かす為に、どれだけの注意を払っていたかが分かる篇です。