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ブログ『鍼道 一の会』

『鍼道 一の会』は、「福祉への貢献」を目的に、「伝統医学」を規範に、「鍼灸」を手段に、「大阪市」を本拠地に据え、活動を続けている団体です。

医の技(1) 医心方巻二 鍼灸

医心方 筆者 : 永松周二
 医心方巻一の心、志、技、道具の準備を終えたら、いよいよ丹波康頼の本道である鍼灸に入ります。

 鍼灸編では、黃帝明堂経、華扁鍼灸法は難しく、又それぞれ分かれていて分かりにくいので、部分別に主治を書きながらも、古人の気持ちと技は壊さないようにしたいと書かれています。


 巻二の構成は


  孔穴主治法第一 諸家背輸法二   

  針禁法第三   灸禁法第四

  針例法第五   灸例法六 

  鍼灸服薬法第七 人神所在法第八

  天医扁鵲所在法第九 月殺厄月日法第十  

  作艾用火法第十一  明堂図第十二


となっています。


 孔穴主治法から詳しく見ていきたいと思っておりますが、孔穴主治法は上述したように部分別に


  頭部諸穴六十八  面部諸穴三十九    

  頤下部穴二    頸部左右諸穴二十

  肩部左右諸穴二十六 手部左右諸穴百二十  

  背部諸穴七十九   胸部諸穴三十三

  側脇部左右二十穴  足部左右諸穴百六十九  


 殆どの鍼灸書籍が経絡流注の順序で経穴を説明している中、部分別にしているのにも訳がありそうです。


 私自身は、この訳がピンッと来ましたが、主治穴をゆっくり違う角度で見ると又とても面白く、丹波康頼の意図の一端でも解説したいと思っていますが、何分量が多いので、要望があれば浅慮な愚者の戯言を書いてみたいと考えています。