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ブログ『鍼道 一の会』

『鍼道 一の会』は、「福祉への貢献」を目的に、「伝統医学」を規範に、「鍼灸」を手段に、「大阪市」を本拠地に据え、活動を続けている団体です。

国際東洋医療鍼灸学院へ行ってきました


 2月15日(日)に、『一の会』の顧問のお一人・安達悠介先生とのご縁で、国際東洋医療鍼灸学院へ行ってまいりました。

 安達先生が教員を務めておられる国際東洋医療鍼灸学院は、岸和田市にあり、卒業生を対象とした勉強会を定期的に行っておられます。

 この日は、その勉強会の講師を、一の会・代表の金澤秀光先生にご依頼くださっていたのです。


 しょっぱなから、気合い全開の金澤先生。

 ご自身も、迷いやためらい、後悔などを乗り越えながら今へ至っておられることから、後進の先生方への要求や期待には、情熱はあっても容赦はなし。

 年若い先生方に、かつての自分を重ねておられるからこその厳しさだと推察しますが、「気」「八綱」「九鍼十二原」「道」「開闔枢」「傷寒論」「小建中湯」と、矢継ぎ早に繰り出されていく専門用語の数々。

 上記の用語やその周辺概念は、鍼灸臨床において重要な知見を与えてくれるものばかりなのですが、残念ながら、ほとんどの鍼灸師や鍼灸学生にとっては、耳慣れない言葉でしかないのが現状です。

 後方より会場全体を眺めていた私・稲垣は、金澤先生が次々と提示されるテーマに、卒後間も無い先生方が付いていけていらっしゃるかどうか、心配していたのですが……。


「こうやって、いきなり僕が君に近付いていったら……ほら、“気”が昇ったよね?」

 金澤先生のアクションを伴った解説により、「気」という専門用語が、その場に居合わせた先生方全員にとっての実体験へと具体化された瞬間、会場には急激に一体感が生まれたように思え、私の心配は消え去っておりました。

 とりわけ、「何で鍼が効くと思う? “気の医学”の立場からすると」という金澤先生からの問題提起と、それに続いて展開された説に対しての、参加者の方々の食い付き具合はうれしかったですね!

 あの会場にいた全員が、効く鍼を手に入れることを求めている、鍼の可能性を信じているのだということを、目の当たりにすることが出来ました。

びっしりとメモ書きがなされた配布プリント

 その後は、金澤先生が、「人体を東洋医学的かつ多面的に観察する」という行為を、予定時間を延長しつつも実演・解説・指導しきって、当日の勉強会は終了。



 参加者の中からは、次回を望む声も頂きました。

 今後の再会を、我々も楽しみにしております。

一の会・代表の金澤秀光先生と、顧問のお一人・安達悠介先生

 『一の会』を温かくお迎えくださった上野副学院長、安達先生、加藤先生、国際東洋医療鍼灸学院の皆様、当日はまことにありがとうございました。