ブログ『鍼道 一の会』

『鍼道 一の会』は、「福祉への貢献」を目的に、「伝統医学」を規範に、「鍼灸」を手段に、「大阪市」を本拠地に据え、活動を続けている団体です。

鍼術につながる!

 11月29日(土)に行われました、永松周二先生による「一の会 養生講座」


 『 一の会 東洋医学講座 』にご参加頂いてる、治療家の先生方にも是非ともお伝えしたいとの目的で、筆者が感得したことをお伝えいたします。


 鍼術に応用すると、素晴らしい術になると踏みました。

 

 今回の講座では、五禽戲の内のひとつ、鹿のポーズを伝授してくださいました。

 その際、合気道の舟漕ぎの動きと原理は同じであると教えて下さり、それこそ参加者ひとりひとりの手をとり足をとりという様子で教えて頂きました。


 写真は、永松先生と今波先生






 永松先生の動きを真似て、自分も色々と工夫しながらやってみたのですが、いまひとつしっくりとこない。

 ところが、永松先生の手首に触れて、永松先生の身体の気の動きが自分の腕から伝わって来たとたん、「 これかっ! 」とピーンと来たものがありました。


 動きを始める前から、永松先生の身体にはすでに気が動いていて、身体の動きを始めると抗い難い、とてつもなく大きな気の流れとして感じました。



直接触れて、伝わって来る感覚。

自分と相手を一体として感じる。

まさに禅!




 東洋医学的には、まず前の任脈と後ろの督脈との気のバランスによって前後の動きを作ります。

 その際、重要なのは、任脈と督脈の中心軸である衝脉までも意識しておくということ。

 さらに腕から指の先まで、力を抜くということです。

 これは、脱力とは異なります。

 しなやかさ。

 ネコやヒョウの動きのイメージです。

 そしてこの任・督・衝の動きを、肩から指先に一体として伝える。



 言葉で表現すると、たったこれだけのことなのですが、これがなかなか難しい。



 だからこそ修練が必要なのですが、簡単に見える動作の中に見えない微妙な気の動きを自分で感得するしかありません。


 合気道術は、有段者から筆者も少し習ったことがあり、ビデオも何度も見ていましたが、この感覚がやっと分かった感じです。


 やはり、深く体得した人に直接触れなければ、この感覚を得るのは不可能だと思います。


 これを鍼術に応用すると、とても素晴らしいことになる! と直感的に閃いた。


 自分の軸である衝脉と丹田を決めて、鍼先まで一体のもの、一つの流れとして繋がると、信じられない経穴の反応が起きます。


 早速、臨床で応用していますが、驚くような手ごたえを感じています。


 まだまだ修練の必要はありますが、鍼先、鍼下の感覚と自分の軸、中心とを意識するだけで、こんなにも違うのかと、喜びの中で感心している次第です。

 永松先生から観ると、まだまだ・・・といった感じでしょうが、とにもかくにも「入口にやっと立てた」、そんな感じがしています。


 諸先生方、是非ともご参加を!!