ブログ『鍼道 一の会』

『鍼道 一の会』は、「福祉への貢献」を目的に、「伝統医学」を規範に、「鍼灸」を手段に、「大阪市」を本拠地に据え、活動を続けている団体です。

活動報告ー12月臨床講座

 2017年最後の臨床講座は、南森町に在ります大阪医療技術学園専門学校の実技室をお借りして開催させていただきました。

 やはり学校は、勉強する「場」としてのが整っていますので、我々の気も同調するのでしょう、自ずとテンションが上がります。

 

 午前中は、時事講義。

 臨床でしばしば遭遇する「気を受ける」ことをテーマに、お話しさせていただきました。

 治療者の中には、時に患者さんの気を受けて体調を崩したり、具体的に患者さんの痛む部位がそのまま自分自身の身体の痛みとして感じられてしまう方がいらっしゃいます。

 

 このような、通常の医学では扱わない霊的分野に、あえて踏み込んだ内容となりました。

 

 まずは筆者金澤の臨床例を提示し、東洋医学ではどのように認識して解決を図るのか、といった視点で問題提起と解説。

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 そして話は現実世界にとどまらず、過去世の記憶を持って居られる方への対応など、広範囲に及びました。

 過去世と言いましても、昨日の自分も言わば過去世です。

 過去の記憶やトラウマに苦しみ、「いまここ」で生き難いのも、過去世を生きていることになるとは思いませんか?

 

 スピリチュアルな分野に、医療者としてどのように関わるのか?

 これは臨床において重要になってきます。自分自身の軸をしっかりと据えて取り組むことが必要だと感じています。

 

 続いて稻垣学術部長も、金澤の提起を受けて独自の見解を披露。

 (実は稻垣先生、こう見えてかなりスピリチュアルです。大上談)

 

 心理学的分野、最新の脳生理学、様々な宗教哲学などを交えながら、すべてを東洋医学に集約していくという流れ、お見事というほかありません!

 

 参加者の方々の発言も交えて、ディスカッション。

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 そして午後からはグループに分かれての臨床実技。

 すでに問診と八綱辨証を終え、これまで学んできた四診を駆使しての実践治療に入っています。

 

 会場退出の時間ぎりぎりまで、みなさん大いに盛り上がり、2017年最後の講座を締めくくることができました。

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「東洋医学的な鍼灸のゴールとは。

 我々は、どれだけの認識を内包したら、東洋医学的な鍼灸を極めたと言えるのか。

 そこを明らかにする」

 来年3月に、稻垣学術部長が挑戦する課題を予告!

 金澤も、心躍るような提案です。

 会員のみなさまと一緒に共有することのできる、志の高い内容であると期待しています。

 

 みなさま、お疲れさまでした!

 そして、毎回 設備の整った実技室を提供してくださいます大阪医療技術学園専門学校の、関係者の方々に厚く御礼申し上げます。

 

 

 今年一年、無事に終えることが出来ましたことに感謝いたします。 

 皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいね。

 

  次回『鍼道 一の会』東洋基礎医学講座は2018年1月21日、臨床医学講座は1月28日です。

 

 

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