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ブログ『鍼道 一の会』

『鍼道 一の会』は、「福祉への貢献」を目的に、「伝統医学」を規範に、「鍼灸」を手段に、「大阪市」を本拠地に据え、活動を続けている団体です。

9月26日の養生講座を終えて

筆者 : 稲垣順也 活動報告 - 体の使い方

 9月26日の養生講座『気を意識した体の使い方』では、前回の「立禅」の内容を応用し、効率的な「歩き方」について練習しました。

「疲れにくい立ち方」を実演中の永松周二先生

 まずは「立禅」の復習から。

 地球の重力をまっすぐに受けて足の裏まで落とす「立身中正」の状態を取れるということは、良い歩行のための基本となります。

「立身中正」を磨いていくために、自分の背骨の癖をチェック。

 「立身中正」に磨きを掛けていくためには、自分の背骨の癖をよく実感できていることが大切です。

 そこで、今回は、その確認方法を新しく教わりました。

 一回一回、広げた腕の角度を上下に変化させつつ、上の写真のようにいすを使って背中を反らせることで、負担が自分の背骨のどの高さに生じやすいか、チェックしていきました(転倒にはどうぞご注意ください)。

 負担の生じるところが、普段、重力をせき止めやすいところだということです。

力を発揮しやすい立位と発揮しにくい立位


 上の写真──左のような姿勢で体を使い続けられれば無理は掛かりませんが、右のような姿勢で無自覚なままにいつも頑張って生活しているとすると……疲れ具合に差が出るのも当然ですよね。

 肩の上がり具合や立ち位置など、日常生活において工夫できることはたくさんありそうです。

「効率の良い歩き方」を実演中の永松先生

 最後に、この日のテーマであった「歩き方」について。

 上の写真は、左の永松先生が、右の方の抵抗を押し返しながら歩いている最中の一コマです。


 筆者・稲垣も、挑戦してみましたが……難しい!

 けれど、ポイントは分かってきつつあります……多分……。

 いかに上下動を少なくして、「立禅」で感じていたエネルギーを前への推進力に変えていくか。

 「二目平視」や「三尖相照」で学んだ「視線の力(意識の力)」が大切になってくるのだと解釈しています。

 伏し目がちで、意識を落として歩いてしまうと、その反動を一歩ごとに頭から逃がしてやる必要性が生じ、非効率的な前進運動になってしまうのだと思います。

 まるで、卑屈さが必ず傲慢さを生むかのようです。

 「体の使い方」は、実は「心の使い方」にもつながるのですね。

  • 次回の養生講座
    • 呼吸瞑想 ⇒ 10月3日(土)17時より、いおり鍼灸院と同ビルの3階・大会議室にて。
    • 気を意識した体の使い方 ⇒ 10月24日(土)17時より、7COLORS STUDIOのイエロースタジオにて。

 詳細は「いおり鍼灸院」のホームページでご確認ください。