ブログ『鍼道 一の会』

『鍼道 一の会』は、「福祉への貢献」を目的に、「伝統医学」を規範に、「鍼灸」を手段に、「大阪市」を本拠地に据え、活動を続けている団体です。(当ブログ内の一切の著作権は一の会に在ります。流用される方はご一報ください。)

2014-11-06から1日間の記事一覧

医の心(5) 服薬禁物第四

服薬節度では、養生の大切さと薬の服用基準について書かれていましたが、服薬禁物については、薬を服用する際の食事制限に関して書かれています。服薬しているときは、主に蒜、ぬるぬるしたもの(恐らく、こんぶ、とろろ、おくら等と考えられるが、詳細の記…

医の心(4) 服薬節度 第三

本章は題名の通り、薬を服用する際の限度について記載しています。 引用は千金方、養生要集、本草経、抱朴子、蒋季琬(唐本草の撰者の一人)、葛氏方、刪繁論(さんはんろん)です。 まずは、扁鵲の言葉から 人は肉体を依り代として生きており、肉体の調和…

医の心(1)序文

医心方は、中国皇帝一族の末裔が、渡来して帰化し当時のあらゆる治療法、養生法を纏めた物であるという事は前回書きました。 序文では、天皇に献上された後、日本の戦国時代頃に正親町天皇が病に倒れ、医療の家系としてはライバルに当たる和気家の系統(当時…

医の心(3) 諸病不治証第二

第二章では、あらゆる病で治癒しないものについて述べています。東洋医学の世界では、生長化老死という人間の誕生から死までのサイクルを表してます。つまり死は必ず訪れるという大前提を全面に出し、それを認識することから養生や病について語っています。 …

医の心(2)治病大体第一 ①

三回目にしてやっと本題に入ってきました、医心方。 治病大体第一に入る前に、医心方全体の構成から。 巻一は治療に必要な事項に関して。 巻二は鍼灸に関して。 巻三から巻二十五までは疾病と治療に関して(他の事項も含まれますが大まかに書いてます)。 巻…