古典を背景とした『一の会』も、2016年度で3期目を迎えました。
これを記念して、昨年度基礎講座の冒頭、金澤の講義を公開しました。
意欲的に学んでおられる多くの有資格者、これから鍼道に志そうとする方に、是非ともご覧頂いて、これからの歩みの資にして頂けることを望んでいます。
この業界以外の方にも、必ず役立つものと信じています。
ところで、私たちは、いったい何のために学ぼうとするのでしょうか?
人間には本来、自然環境に働きかけ、創造しようとする欲求を持ち合わせています。
創造は、心の中のイメージ・想像からスタートします。
そのため、自然環境を認識する必要性が生じるのですが、その際重要なことは「言葉」です。
言葉は、概念を生みます。それによって人間は初めて対象を認識することができるのです。
ところが、一度概念が出来上がると、それが観念となり概念の枠の中でしか認識できなくなる危険性・狭小さもまた生まれます。
古典に触れる際には、このことを十分に承知している必要があります。
今期の『一の会』では、古典を踏まえたうえで、歴代の医家に異を唱え始めています。
特に現在、金澤の意識の焦点が当たっているのが『補瀉概念』です。
補瀉という単純な概念が、「気が流れる人体」に対して具体的に鍼を用いて、どのように働きかけるのか。
いずれ公開いたしますので、お楽しみに!
YouTube動画 「学ぶということ」 , For iphone 「学ぶということ」
ところで、私たちは、いったい何のために学ぼうとするのでしょうか?
人間には本来、自然環境に働きかけ、創造しようとする欲求を持ち合わせています。
創造は、心の中のイメージ・想像からスタートします。
そのため、自然環境を認識する必要性が生じるのですが、その際重要なことは「言葉」です。
言葉は、概念を生みます。それによって人間は初めて対象を認識することができるのです。
ところが、一度概念が出来上がると、それが観念となり概念の枠の中でしか認識できなくなる危険性・狭小さもまた生まれます。
古典に触れる際には、このことを十分に承知している必要があります。
今期の『一の会』では、古典を踏まえたうえで、歴代の医家に異を唱え始めています。
特に現在、金澤の意識の焦点が当たっているのが『補瀉概念』です。
補瀉という単純な概念が、「気が流れる人体」に対して具体的に鍼を用いて、どのように働きかけるのか。
いずれ公開いたしますので、お楽しみに!
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